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■ 我が家の常備薬 04年09月04日

 どこの家庭にも「何かあった時に、とりあえず塗っておく万能薬」があるのではないでしょうか? オロナイン軟膏だとかタイガーバームだとか。 我が家の万能薬には 「馬油」 を使っています。

 その名前が示す通り馬の脂です。 しかし、これが何にでも使えます。ただの脂ですから。 切り傷、やけど、擦り傷、虫刺され、肌荒れ、かゆみ、手荒れなど、病院に行くほどじゃないけど何か塗りたい、 そんな時にとりあえず馬油を塗っています。

 薬ではありませんからケガを治したり回復の手伝いをする効果は全くありません。 (効能の説明にはたくさん書いてありますが、がま油と同じ程度の信憑性と思ってます) でも薬が欲しいほどの場合は専用の薬を使います。 患部を防いで乾燥を防ぎ、適度に潤いを与える、これをシンプルにこなしてくれるので、日常的に馬油を使う頻度が増えてきます。


 なので我が家では冷蔵庫に必ず一つは馬油が入っています。 保存料も何も入っていないので、保管は冷蔵庫ですが、とりだして少し暖めるとすぐに緩めのクリーム状になります。

 私が馬油を気に入ってるのは、この点もありますね。 マカデミアナッツオイルなどのキャリアオイルも使いやすいですけれど、液状だと使いづらい部分があります。 その点、馬油は適度な固さがあって固形っぽくなってるので、液だれも少なく取り扱いが簡単です。

 肌荒れして何も使えない時にも良いです。 以前はワセリンを使っていましたが、ワセリンは刺激はないもののベタつきがひどくて、使いにくいです。 馬油は脂の割にサラリとしていて、肌が吸い込んだ後はあまりベタ付きません。 べたつきが気になる時には、軽くティッシュオフすると肌に必要な油分は残るものの、ベタベタ感はなくなります。

 古くなって酸化した時には、顔には使いませんが、ヘアワックス代わりに使ったり、かかとの手入れに使ったり、 余った時には掃除で頑固な汚れをふやかすのに使ったりしています。


 最近いちばんのお気に入りの使い方は、クレンジングオイルとマッサージオイル代わり。 これが丁度よいのです。 油だけど垂れない、でも油だから皮脂と混じった化粧品を綺麗に落としてくれます。

 ウォータープルーフは無理かも知れませんが、通常の化粧ならちゃんと落ちます。 アイメイクリムーバー代わりに使ったら、マスカラやアイラインも落ちていました。

 週に一回は顔に馬油を乗せて、ボーっとマッサージしています。 とくに効果があるわけではありませんが、マッサージしているとザラザラしたものが出てくるので、 汚れが取れてるのかも知れません。


 非常に重宝しているのですが、売ってるお店が少ないのが難点ですね。 馬油自体はどこのドラッグストアでも売っているのですが、私が使っているのは 尊馬油 という馬油です。 私はこれしか使わないのですが、馬油があっても尊馬油があるとは限らないんですよね。 売れないから仕入れないのでしょうけれど。

 更に私は尊馬油のヒノキというものしか使いません。 これはヒノキの香料入りなんですが、このおかげで馬油の脂臭さが消されて丁度いいです。 が、これは見つけにくいんですよね。

 もっと見つけにくいですけれど、クチナシやバニラの香りの馬油があるようです。

 一度くらいはクチナシを使ってみたいですね。
尊馬油






 



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