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■ 紅茶 04年01月12日

 でもたまにはちょっと良いお茶も飲んでみたい。棚の前を通るたびに手に取るけど、すぐに棚に戻してしまう紅茶も飲んでみたい。と言う事で12月頃に、早めの自分へのクリスマスプレゼントと言い訳しながら、ちょっと高めの紅茶を買ってみました。

 それで、ものすごくワクワクしながら飲んでみたのですが……正直「あ、こんなものか」と言う感じでした。 まずくはありませんが、特別に美味しくもない。 もし「美味しい!」と思ってしまって安い紅茶が飲めなくなったらどうしよう……なんて心配していたのですが、杞憂だったようです。


 と、そんなこんなで2、3週間経過。 そろそろ紅茶が切れそうなので、また新しく紅茶を買ってきました。 もちろん今度はいつも飲んでいる紅茶です。

 そしていつも通りに最初の1杯をストレートで入れて……………………そうか、とわかりました。

 いつもよりちょっと良いお茶、確かに美味しいと思いませんでした。 思いませんでしたが、まずくもありませんでした。 そして確実に値段相応の味を出していました。

 なぜなら、いつもの紅茶が飲めなくなっていたからです。 ストレートで飲むと香りも味もない。 濃いめに出しても駄目。もっと濃く出すと渋すぎて飲めない。 どう淹れても美味しくない。

 なるほど、あのお茶はちゃんと値段相応の働きをしていたんですね。 よく考えたら、いつもよりお茶の減りが早かったですし、いつもより早いペースで飲んでしまいました。 単に、私が味を判別する舌を持ち合わせていなかっただけのようです。

 その証拠に、「まずくて飲めない」と思っていたいつもの紅茶、結局飲んでいます(笑)。 最初は駄目でしたが、ミルクと砂糖と入れて誤魔化して飲んでいたところ、舌が慣れてきました。 今じゃガブガブ飲んでいます。

 いや〜、人間って便利ですね。






 



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